仏独、4日のＥＵ首脳会議でユーロ圏経済ガバナンス改善案を共同提案へ

［パリ ３日 ロイター］ フランスとドイツは、４日の欧州連合（ＥＵ）首脳会議で、ユーロ圏の経済ガバナンス改善に向けた共同提案を行う。仏大統領府関係者が３日明らかにした。 関係者は「ドイツと共に、フランスはすべてのユーロ圏諸国がこれらのコミットメントを受け入れることを願っている」と指摘。フランスは、ユーロ圏の包括的な危機対応策について、３月までもしくはそれより早い段階での合意を望んでいると述べた。 またフランスは、ユーロ圏の法人税に関する最低税率の導入や、欧州金融安定化ファシリティー（ＥＦＳＦ）に発行もしくは流通市場での国債購入を認めることを含むＥＦＳＦ改革も支持すると述べた。 さらに経済政策協調に関する進ちょく度合いを確認するため、フランスはユーロ圏首脳による年１回の定期会合の開催も求める方針だという。

[HODGE]

ユーロ圏の法人税に関する最低税率の導入や、欧州金融安定化ファシリティーに発行もしくは流通市場での国債購入を認めることを含むＥＦＳＦ改革も