中国、「治安上の脅威」外国NGO管理法を承認へ

北京で男性を尋問する警官。最新の外国NGO管理法修正案では外国NGOを所管するのが公安省かあるいは警察になるのかは不明 Photo: Greg Baker/Agence France-Presse/Getty Images 【北京】中国の全国人民代表大会（全人代＝国会に相当）が近く、海外のNGOを潜在的な治安上の脅威とみなす「外国非政府組織（NGO）管理法」を承認する見通しだ。異論の多いこの法案は、中国が外国のNGOから望ましくない影響を受けないようにすることが目的。公安当局の権力を拡大するとともに、望ましくないNGOをブラックリストに載せる権限を警察に付与することをうたっている。 国営新華社通信によると、全人代は25日、同法案の第3修正案について審議した。全人代立法委員会は週内に法案を可決する見込みという。1年前に公表された原案は、大学から慈善団体、業界団体に至るまで外国の組織に影響を及

[k-takahashi]

『海外のNGOを潜在的な治安上の脅威とみなす「外国非政府組織（NGO）管理法」を承認する見通しだ。異論の多いこの法案は、中国が外国のNGOから望ましくない影響を受けないようにすることが目的』