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【世界の介護】自分らしい暮らしを続けられる「オランダの認知症村」 (1/3)| 介護ポストセブン
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【世界の介護】自分らしい暮らしを続けられる「オランダの認知症村」 (1/3)| 介護ポストセブン
認知症でも「普通の日常」が送れる施設 丸太小屋で葉巻をくゆらすフェイさんは、今年で86歳。「父の代か... 認知症でも「普通の日常」が送れる施設 丸太小屋で葉巻をくゆらすフェイさんは、今年で86歳。「父の代から農業を営んでいたよ。毎日の一服が何より楽しみなんだ」と、うれしそうに話す。 ここは、オランダの首都アムステルダムから南東へ25キロメートルほど離れた郊外にある介護施設「ホフヴェイ」。別名を「認知症村」という。住人であるフェイさんは認知症を発症している。案内役の広報担当イボンヌ・ファン・アメロンヘンさんが説明する。 「彼が住んでいるのは『カントリー棟』という名で区分されているエリアです。ホフヴェイでは、ライフスタイルによって住まいを分けているのです」(イボンヌさん、以下「」内は同) カントリー棟の周辺には、石炭をくべる道具や大きなミルク缶など、田舎暮らしの必需品がさりげなく置かれている。1.5ヘクタールの敷地内には、他にも、オランダの文化や伝統を大切に暮らす人のための「トラディショナル棟」、