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3月24日 夜間 114 - 遍愛日記(磯崎愛) - カクヨム
そこで間をあけられた。 昔から、男の子とつきあうと、揉めるわけではないけれど、何らかの形でこの問題... そこで間をあけられた。 昔から、男の子とつきあうと、揉めるわけではないけれど、何らかの形でこの問題に触れてこられる。オリエンテーション能力の低い男性とデートが続かないのは、どうやら私が先を歩きたがるかららしい。でも、自分がどこにいるか確認しないと落ち着かないのだ。ただ今回は。 「ミズキさん、東西南北がいつでもアタマに入ってるよね?」 「そうだね。僕もすごく気になるんだよ」 苦笑でこたえられた。このひとは工事現場のしたを歩かないし電車の乗り口も選ぶしひとの動きもよく見てる。その調子で色々と見分けられているのだろうと私も覚悟を決めていたし、それはいい。でも。 「君も子供のころから自分の居場所がきちんとわかるように、誰かに頼らないで、ずっとひとりで歩いてきたんだよね」 「長女だからね」 そっけなくならないようにこたえたつもりだけど、あまりうまくいかなかったかも。彼は気にする様子もなくうなずいてか
2023/04/25 リンク