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第2話 おつかわし屋の面々 - おつかわし屋事調べ 山姫さま、奔る(しきもとえいき) - カクヨム
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第2話 おつかわし屋の面々 - おつかわし屋事調べ 山姫さま、奔る(しきもとえいき) - カクヨム
街道沿いに建つ旅籠大椛と厩の脇道を奥に入った、大椛の裏側、山の裾野を見据えた場所におつかわし屋は... 街道沿いに建つ旅籠大椛と厩の脇道を奥に入った、大椛の裏側、山の裾野を見据えた場所におつかわし屋はある。 よろず鳥獣指南の看板が目を惹く、少しばかり変わっている馬借稼業であった。 旅籠大椛はお市の祖母照の辣腕ぶりにより、本陣に軒を連ねる旅籠としてにぎわっているが、本来の稼業は初代初次郎が始めた馬借が生業であり、それは今でも変わらない。 峠の道では重い荷を、馬に背負わせ牛に運ばせ難所を越える。砂糖に塩に醤油に味噌、反物から鉱石に至るまで、様々なものを運ぶ。 併せて荷を狙う賊を相手に守ることも請け負って、当然、気の荒い者が集まりやすく、喧嘩に刃傷沙汰なぞ当たり前のやさぐれた稼業だとみなされがちだが、おつかわし屋は其の真逆で、評判がすこぶるいい事この上もない、珍しい馬借である。 おつかわし屋は人は勿論、馬や牛まで、大事な荷物に気をまわすと評判を呼んでいるのだ。 利用した者達が驚くこと数知れず。 そ