エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
恥さらしの島流し #10 - リバーサイドコップ(松田悠士郎) - カクヨム
自転車に戻って来た鴨居の耳を、短いクラクションが襲った。険しい顔で音のした方向を向くと、仲町が乗... 自転車に戻って来た鴨居の耳を、短いクラクションが襲った。険しい顔で音のした方向を向くと、仲町が乗っていた覆面パトカーがハザードランプを点灯して舗装路上に停まっていた。その傍らには咥え煙草の甲山と缶コーヒーを飲む草加が立ち、運転席には面倒臭そうな表情の仲町が座っていた。 「え……?」 困惑する鴨居を、草加が手招きして呼んだ。一瞬躊躇したものの、鴨居は自転車を押して車に歩み寄った。 「何スか?」 ぶっきらぼうに問いかけた鴨居に、草加が上着のポケットから缶コーヒーをもうひとつ取り出して放った。反射的に受け取った鴨居が更に戸惑っていると、甲山が近寄って言った。 「何で辞めないか、って訊いたよな?」 「あ、ええ」 若干目を泳がせる鴨居を真っ直ぐ見つめていた甲山が、突如口角を吊り上げた。 「他に取り柄がねぇんだよ」 「は?」 いよいよ困惑を極めた鴨居に、草加が車のルーフを叩いて告げた。 「まぁとにかく
2020/06/30 リンク