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第5話 - 遥か異界の地より(富士傘(ふじさん)) - カクヨム
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第5話 - 遥か異界の地より(富士傘(ふじさん)) - カクヨム
俺たちが通ってきた通路の外はどうやら森のようだ。 だが、出口の周りは石の建材のようなものが散乱して... 俺たちが通ってきた通路の外はどうやら森のようだ。 だが、出口の周りは石の建材のようなものが散乱しており、多少拓けた場所であった。 夜空を見上げた俺は、そのままの姿勢で固まっていた。 心臓は早鐘を打ち、脚はガクガクと震える。止められない。心が冷えていくのが分かる。怖い。なんだこれ。なんだこれ。 満天の星空 まるで星々が零れ落ちてきそうな澄んだ夜空 絶景 そして俺の知らない星空 北極星もオリオン座も北斗七星も金星も見えない そこには月が二つ鎮座していた。 俺の知っている月とは色も大きさも違う。 模様も違う。 その表面にはデカいクレーターが目視できる。 なんだこれ マジなんなんだよこれ。 「なんなんだよ・・。」 どのくらい固まっていただろう。横合いから才賀の声が聞こえた。滅茶苦茶声が震えている。その声で俺のフリーズはどうにか解除された。 「おち、落ち着いてくださいっ!」 副担任の吉岡先生の上擦っ