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第37話 「新種のカマドウマかと思った」 - モブキャラ人生が終了したら二周目が始まったんで、今度は主人公になりたい(長篠金泥) - カクヨム
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第37話 「新種のカマドウマかと思った」 - モブキャラ人生が終了したら二周目が始まったんで、今度は主人公になりたい(長篠金泥) - カクヨム
「おいおい、見てわかんねぇか一年? ココは今、使用中だ」 「ウンコ漏れかけて泣きそうなら隣を使えよ... 「おいおい、見てわかんねぇか一年? ココは今、使用中だ」 「ウンコ漏れかけて泣きそうなら隣を使えよ、一年」 坊主と茶髪が、二人揃ってニヤニヤ笑いながら言ってくる。 茶髪が指差している「隣」にあるのは女子トイレだ。 しかし一年一年一年と、うるせぇったらありゃしない。 不良ってのは大体のルールを破りたがるくせに、どうして先輩後輩の関係性だけ異様に拘(こだわ)るのか。 「おっと、喋れるのかよ」 「あぁん⁉」 「悪ぃ悪ぃ……キモいのが便所の周りにいるんで、新種のカマドウマ(便所コオロギ)かと思った」 「オウオウオウオウ⁉ んだぁ、おまっ――」 ちょっとばかり煽(あお)ってみたら、光の速さで坊主が爆釣(ばくちょう)。 オットセイめいた威嚇(いかく)の声を発しながら、ボンタンのポケットに両手を突っ込んで、肩を怒(いか)らせてズイッと顔を寄せてきた。 そんな稲妻坊主の左右の耳に、同時に平手を叩きつける。