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第42話 ヴジョー伯爵、宰相の命令に従う - 歓びの野は死の色す(磯崎愛) - カクヨム
「何故、神殿騎士を手配しないのですか?」 「それは伯爵もお察しのことでしょう」 「エリス姫の御無事... 「何故、神殿騎士を手配しないのですか?」 「それは伯爵もお察しのことでしょう」 「エリス姫の御無事を確認すること以上に優先すべきことがありますか?」 それを聞いた宰相は、声をあげて笑い出した。 「ゾイゼ宰相」 私の視線に、彼は笑いを納めて頭をさげた。 「失礼。私個人としてはそう思いたいと願いますが、公国の将来を憂えればそうとは言えませんな」 「あの方を犠牲にして、いったい何を守られるというのですかっ」 「あなただとて十年前、御自分の将来と領民のことを思い、エリス姫を諦められたのではないですか? またつい先日は、モーリア王国の王女との婚姻でさえ了承した身ではありませんか? 今は、この国の存亡がかかっているのです。 私はオルフェ殿下が進められたこの取引自体をとやかく言いたくはありませんな」 エリス姫……! 私は拳を握り締め、手を振り上げそうになるのを堪えた。ここで彼を殴り倒して闇雲に城を出ても
2024/03/23 リンク