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第104話 外伝「月の花」5 - 歓びの野は死の色す(磯崎愛) - カクヨム
彼と知り合って一年がすぎた。 その年の五月、わたしは珍しくルネ・ド・ヴジョーを私室へと呼びつけた。... 彼と知り合って一年がすぎた。 その年の五月、わたしは珍しくルネ・ド・ヴジョーを私室へと呼びつけた。 大神官から彼を説得してくれと申し入れがあったのだ。 大神官がわたしと彼の間柄を知っていたことは意外だった。 そして、そう思ってからすぐに、彼ではなくこのわたしに太陽神殿の密偵がはられていることを察した。 養父であり義父である男とわたしの妻が死ねば、わたしはこの世界でいちばんの金持ちになるのだった。 わたしはそのことを以前から身にしみて理解していたはずが、この一年ほど忘れていたのだった。少なくとも、ルネ・ド・ヴジョーと会っている間は、わたしはそれをすっかりないことにしていた。 彼は、そうしたことに頓着しない性質で、相手が誰であろうと自分の意見や考えをまっすぐに述べた。その清しさを、わたしは愛した。 その一方、彼は自分とわたしが親しい間柄であることを誰にも口にせず、もちろんそれに甘えることもなか
2024/05/30 リンク