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15才少女貧困村を灌漑開発で救うー江戸中期鹿児島帖佐郷の話し
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15才少女貧困村を灌漑開発で救うー江戸中期鹿児島帖佐郷の話し
薩摩藩の帖佐郷で江戸中期1750年代に稲作ができなくて貧しい中津野村がありました。その村を15才少女... 薩摩藩の帖佐郷で江戸中期1750年代に稲作ができなくて貧しい中津野村がありました。その村を15才少女のよびかけによって、灌漑用水を村人でつくりあげ、豊かな水田を開いたという話しが残っています。32ヘクタールの水田が生まれたのです。その少女は権力者によって無残にも殺されるという悲しい話しです。権力者は少女の知恵と素晴らしいリーダーシップにおそれたのです。その後に地域の人たちは彼女の功績をたたえ、その墓をつくり、大切にその碑を守ってきたのです。 ここで、考えななければならないことは、江戸中期の時代に一五歳の少女が村の潅漑用水のリーダーシップをとれたことです。根気強く続ける少女の姿に多くの村民が協力して、完成させたという言い伝えが残っていることです。男尊女卑といわれる鹿児島ですが、一五歳の少女が潅漑用水を開くうえでのリーダーシップということをどう理解すべきかということです。そして、麓集落の近くの