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2006-10-01
職業柄京都に出張におもむく機会は多いのだけれど、最近は“北方志向”で東北地方にばかり目が向いてしま... 職業柄京都に出張におもむく機会は多いのだけれど、最近は“北方志向”で東北地方にばかり目が向いてしまい、ここ一、二年足が遠ざかっている。ひさしぶりに京都に行くのもいいなあ、映画監督吉村公三郎さんのエッセイ集『京の路地裏』*1(岩波現代文庫)を読んでそう思わずにはおれなかった。 吉村さんは近江生まれ。しかし父親の職業の関係で住所を転々とし、東京や広島、そして幼時には京都にも住んだ。「京都人」だったことがあるのだ。映画の世界に入ってからも京都に滞在する機会は多い。監督になってからは定宿もある。京都弁も喋ることができる。 京都弁を話せるから、「京都人」にとってはよそ者に見られない。かといって観光客のような純粋な外部の人間ではない。そんな独特の立場から、鋭い観察眼を光らせる。さすが映画監督と言うべきか、この本を読んで、吉村さんの観察眼、いや眼だけでない、京都の町、京都の人に対する五感を働かせての観察