滋賀県の「交通税」導入に向けての動向をまとめました｜2022.4.21更新

滋賀県の税制審議会は、2022年4月20日に交通税の導入を求める答申を滋賀県の三日月大造知事に提出しました。 滋賀県は昨年（2021年）からこの交通税の導入について県税制審議会に諮問しており、今回の答申で議論は本格化していきそうです。導入されれば全国初の税制となり、早ければ2024年の導入を目指す考えです。 交通税をめぐる答申、諮問の流れ 〇2021年4月21日 滋賀県税制審議会は、「地域公共交通を支えるための税制」について、「子どもから高齢者まで、また障害のある方もない方も、誰でもいつでも利用できる地域公共交通は、利用者のみならず、地域のみんなで支えるべきものである」とした上で、「その導入可能性を検討していくべきである」との答申を滋賀県知事に提出。 〇2021年7月 三日月知事は、課税方式などを今秋をめどに県税制審議会に諮問することを明らかにした。同審議会は2021年4月、導入に向け議論