キャプテン・キッドの財宝か？ マダガスカル沖から重さ50kgの銀の延べ棒が引き上げられる : カラパイア

アメリカ人海洋探検家のバリー・クリフォード氏は今月、マダガスカル沖のサント・マリー島付近で、キャプテン・キッドの旗艦アドベンチャー・ギャリー号と思われる沈没船から、重さ50kgの銀の延べ棒を引き上げたと発表した。 アドベンチャー・ギャリー号は、海賊退治に相応しく、36門の大砲と70人の乗員を持つ強力な船であった。1698年4月1日、マダガスカル島で元部下の海賊船、モカ・フリゲート号を襲撃する際、乗組員に裏切られアドベンチャー・ギャリー号は燃やして破棄された。 キャプテン・キッドの財宝は航海の最中に隠されたと噂されるものだ。1701年に開催されたロンドンでの裁判の折は、その在り処を教えることと引き換えに命乞いをしたとも言われているが、この取引は功を成さず、結局絞首刑が言い渡された。彼の遺体は海賊たちへの見せしめとしてテムズ川に晒され、財宝の在り処を知る人間はいなくなった。 過去3世紀の間、世