小説のreadability/enjoyability - 平野啓一郎 公式ブログ

友達の江島健太郎が、CNETでまた、ポレミックな話を書いています。http://blog.japan.cnet.com/kenn/archives/004436.html 最近は、プロヴォケーションもやや大人し目でしたけど、今回は、これでもかというくらいやってますね（笑） 内容も、なかなか面白かったんですが、自分の仕事に引きつけて読むなら、次の一節に関心をそそられました。 ひとつだけハッキリ言えるのは、ユーザビリティ（＝ユーザ満足）を軽視する企業は、製造業であれ、銀行であれ、小売りであれ、サービス業であれ、必ず最後には「緩慢な死を迎える」ということです。そして、「使い勝手」に関するユーザの声というのは、作る側でも上司を説得するのが難しいように、ユーザから企業に伝わりにくいものなのです。 考えさせられますね。 ブログの中でもこの「ユーザビリティ」の内容を巡っては、ちょっと泥臭い議論になってい

[cubeisthebest]

　まさしく今、「リーダビリティを軽視する作家は、必ず最後には『緩慢な死を迎える』」という状況に置かれています。

[katzchang]

ポレミック,プロヴォケーション,アティテュード,リーダビリティ,エンジョイアビリティ。readabilityとは何か。ネタなのか？

[taninsw]

読者にあわせて表現を変えたり説明を加えたりするような物がもっと増えるんじゃないかなぁ

[gamella]

このトピックは真剣に考える価値があるな

[sakstyle]

日本語の可能性の追求とreadabilityの狭間

[topo-gigio]

筆を武器にする人のキモチいい葛藤が感じられた。応援しています

[Claudia]

読者なり消費者なり、相手のあることにはある程度「ウケ」を気にする必要があるのかも。資本主義社会に生活する限り。