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いま私たちが考えるべきこと/橋本治/新潮社 - chronic life
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いま私たちが考えるべきこと/橋本治/新潮社 - chronic life
「自分」がいて、「他人」がいる――このヒトにとってはあたりまえの前提が動かない以上、「答とは、自分... 「自分」がいて、「他人」がいる――このヒトにとってはあたりまえの前提が動かない以上、「答とは、自分と他人とで作り上げるものである」という事実も、また動かない。それで、この本は「ただややこしい」に終始して、「明快なる答」を用意しないのである。「私はそう考える」――ただそう言うだけで、「あなたの考えること」は、私の管轄するところではない。 終わりである。(p.221) 非常に無作法なことではあると想うのだが、本書の最後の段落を丸ごと引用してしまった。この本を読んでいる最中も、読み終わってから今日までの三日間も、様々なことを考えていた。それが実際に「いま私たちが考えるべきこと」なのかどうかはよく判らないけれど、少なくとも本書を読んでいなければ、きっと頭の片隅から引っ張り出してくることさえなかったであろうことを思考の中心に据えて、本気で真剣に考えたことだけは確かである。そして、想い返してみるにそれ