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対談 vs. 西原理恵子「明日船を出したら」 - king-biscuit WORKS
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*1 西原理恵子という“漁師”の目線。 あるいは、オヤジの皮かぶったキンタマオンナ、のこと ■ 二二年目... *1 西原理恵子という“漁師”の目線。 あるいは、オヤジの皮かぶったキンタマオンナ、のこと ■ 二二年目の舵 ――**さんは、九三年の年末のNHK『BSブックレビュー』で、その年のベストワンに『怒濤の虫』(毎日新聞社)を挙げてらっしゃっいましたね。その他に挙げた二冊は民俗学の本だったので、強く印象に残っていました。「とにかくすごい人が現れたんだ」と西原さんを評されてました。 ● それ、悪いけど記憶になんだよなあ。あの番組、思いっきり偏向しやがってて相性最悪だったし。 ○ 評論家の人はそうやってスカすんですよ。二番、三番は難しい本を挙げて、一番に柔らかい本を持ってくる。それで「僕はこんなにマニアな本だって読んでるんだよ?」って、自分の柔軟さをアピールする。あたしはよくその位置に入れられるんです。 ● いきなりそういう挨拶かい(笑) だから、なんであんたはそういう立ち位置になっちゃってるのか、