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佐藤亜紀著『戦争の法』を読みました - 古泉智浩の『読書とお知らせ』
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佐藤亜紀著『戦争の法』を読みました - 古泉智浩の『読書とお知らせ』
こうして作文をインターネットで発表するというのは図らずも知性を漏洩する行為だと思うのですが、本当... こうして作文をインターネットで発表するというのは図らずも知性を漏洩する行為だと思うのですが、本当に頭のいい人が描いた小説を読んだ後だと、恥ずかしくてやりきれないです。所詮偏差値47くらいのしかも定員割れをしていた高校を出て、一浪したのに二流半くらいの大学しか進学できなかった人間なんだから仕方がないと諦めるしかないと改めて思うわけです。 佐藤亜紀さんの『戦争の法』を読んで新潟出身でこんなすごい小説家がいたのかと息を飲みました。 おそらく1970年代のN県が、ソ連に占領されて分離独立するというとんでもない胸躍る設定です。主人公はその当時中学生で、彼の回顧録として小説は進行します。分離独立が決まるといつも家で不貞腐れていた父親は逃げてしまい、母は密造酒を作ってソ連兵相手の酒場を経営し、それは次第に売春宿も兼ねるようになり、主人公はソ連兵相手に通訳しながらいろいろな便宜を図って小遣いとはいえないく