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ライバルは「ミウラ」! フェラーリ「デイトナ」のオープンモデルは3億円!?
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ライバルは「ミウラ」! フェラーリ「デイトナ」のオープンモデルは3億円!?
新興勢力だったランボルギーニから「ミウラ」が誕生し、それに負けじとフェラーリが放った1台が「365GTB... 新興勢力だったランボルギーニから「ミウラ」が誕生し、それに負けじとフェラーリが放った1台が「365GTB4」、通称「デイトナ」だった。そのオープンモデルの価値とは。 現在のフェラーリの経営状況を見る限り、フェラーリの歴史は常に順風満帆なものであったようにも思えるが、実は彼らにも不遇の時代があった。 それは一般的に想像される1970年代の石油危機を理由としたものではない。それよりさらに前の1960年代後半、フェラーリは自身の技術革新の遅れと労使関係の悪化により、経営面で非常に深刻な事態にあったのだ。 ●1971 フェラーリ「365GTS/4デイトナ・スパイダー」 こうした状況は、半ばフェラーリの本業ともいえたレース活動においても同様であった。当時のフェラーリは、レーシングカーの設計においても、伝統を重んじるあまり積極的な技術革新を続けてきたライバルに対してのアドバンテージを失いつつあり、それ