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SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬
私が医師になったころは、今と比べれば糖尿病の治療薬は非常に限られておりまして、SU、メトホルミン(... 私が医師になったころは、今と比べれば糖尿病の治療薬は非常に限られておりまして、SU、メトホルミン(ただし最大量750mg/日の低用量のみ)、チアゾリジン薬、アルファグルコシダーゼ阻害薬のみでした。専門の先生でもアマリールを4mgぐらいまで血糖増やして、だめだったらインスリン、それもミックス2回の注射が当たり前のように行われていました。2008年ごろにDPP4阻害薬が発売され、2010年代に入ってから、表題のSGLT2阻害薬と、GLP-1受容体作動薬(GLP-1製剤)が使用可能となり、糖尿病治療の選択肢が広がりました。 SGLT2阻害薬は、腎臓のグルコース再吸収機能をブロックする結果、1日当たり75g、約300kcalの尿糖を毎日排泄させることで、血糖値を下げ、体重を低下させる作用のある薬です。体重を低下させる薬なので、比較的若く(75歳以下が望ましい)、肥満傾向で(できればBMI>25以上