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「いいね!」のトリガーは、画像や映像ではなく「見出し」 ベストセラー編集者が語る、視覚コンテンツ時代の言葉の重要性
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「いいね!」のトリガーは、画像や映像ではなく「見出し」 ベストセラー編集者が語る、視覚コンテンツ時代の言葉の重要性
人は画像や映像を見て「いいね!」を押していない 久保彩氏(以下、久保):今日は自分の新書を出版して... 人は画像や映像を見て「いいね!」を押していない 久保彩氏(以下、久保):今日は自分の新書を出版してみたいとか、「自分を表現する」という言葉に惹かれて、何かをしたいと考える方々が来てくださっているようなんですね。 編集の世界でいろんな著者の発掘をされてきた柳瀬さんから見て、自分の本を作るとはどういうことなのか、自分を表現するとはどういうことなのか。この辺についてお聞きしてもいいでしょうか? 柳瀬博一氏(以下、柳瀬):わかりました。「だれでもマスメディア時代」になったので、誰もが作品を発表できるようになりましたよね。例えばnoteなどを使えば、テキストも映像も写真も音楽も絵も発信できます。TikTokなどで自分のダンスを発表することも簡単にできます。 ただ、コンテンツ発信をする時に、誰もが一番ハードル低く使える道具は何かと言うと、僕はテキストだと思うんです。音楽は楽曲ができないと無理ですし、映