公正取引委員会から見た電子書籍市場の動向

公正取引委員会競争政策研究センター（CPRC）は11月15日、「電子書籍市場の動向について」の公開セミナーを行いました。内容は、「電子書籍市場の現状」などに関する共同研究報告書の紹介と、経済学的な論点提起、米国及び欧州におけるアップルの独占禁止法（カルテル）事例、プラットフォーム事業についての経済学的検証などです。現時点における電子書籍市場の状況を正しく把握するとともに、今後を考える上でも有意義なセミナーでしたのでレポートさせて頂きます。なお、講演資料は公正取引委員会のウェブサイトで公開されています。 「電子書籍市場の動向について」の事業者アンケート結果 セミナーはまず、東京大学大学院経済学研究科教授でCPRC主任研究官の大橋弘氏から、共同研究報告書「電子書籍市場の動向について」の事業者アンケート結果が説明されました。アンケートは、出版社30社、電子取次5社、電子書店4社に対し、昨年11月

[asakura-t]

相変わらず携帯コミック市場で起こっていたことが無視されてる印象（何故か米国との比較ばかりでうんざり）。本当に補完的で市場が大きくなるなら出版社は積極的に動いていた事実があるのにねぇ。

[filinion]

電子書籍は独占状態に陥りやすいが、技術革新でそれがひっくり返りやすくもあるので、独占・寡占を防ぐには、イノベーションを促すのが良い…というのが面白かった。

[maimai921]

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[REV]

リアル書棚は、どんな出版社の本でも並べられるが、電子書棚は版元の本しか並べられないっていう。

[TakamoriTarou]

「他店より安く」商法の問題点に触れてるのはさすが。あと、競争の促進と、市場、そして言論を考えると、公取委としてはDRMについても触れる時が来ると思うがその話はないか。ページはロックイン効果に触れてるのに

[NOV1975]

最後らへんの話がなかなか面白い

[medihen]

“アメリカの当局は「電子は紙を代替する」のではなく「電子は紙を補完する」ものとして捉えているのです。これは、紙と電子の本を同時発売した方が売上が伸びるといったデータからも明らか”

[nilab]

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[serio]

電子書籍の売り上げは間違いなく「補完的（トータルの販売額は増える）」だろう。電子書籍だと、本マニアが買いまくる。置き場所に困ることがないし。読めなくてもとりあえず買っておく。アメリカの現状もそんな傾向

[gimonfu_usr]

（Winner Take All ）

[fiblio]

"「紙の書籍の販売価格に対し、電子書籍の希望小売価格はどのくらいが妥当か？」という質問には、「八掛け（20％オフ）」という回答が多数"