奇祭：大根使い頬にすす 宮城・石巻でアンバサン | 毎日新聞

東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市長面地区の大杉神社で１１日、すすをつけた輪切り大根を頬に押し当てる奇祭「アンバサン」があり、地区の出身者ら約４０人がすすを付け合いながら無病息災や大漁、五穀豊穣（ほうじょう）を祈った。 同神社は「安波山」ともいい、「安らかな波であるように」と海の安全への願いが込められたアンバサンは３００年以上続く伝統行事。地元ではすすを「ヘソビ」と呼び、かつては地区に…