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裁量労働制:野党追及に政府強弁 「抱き合わせ」法案、盾に | 毎日新聞
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裁量労働制:野党追及に政府強弁 「抱き合わせ」法案、盾に | 毎日新聞
衆院予算委員会で答弁する安倍晋三首相。右奥は加藤勝信厚生労働相=国会内で2018年2月22日、川... 衆院予算委員会で答弁する安倍晋三首相。右奥は加藤勝信厚生労働相=国会内で2018年2月22日、川田雅浩撮影 裁量労働を巡る異常なデータ問題を巡り、野党は22日の衆院予算委員会で追及を強めた。安倍政権は「データは間違っていたが、働き方改革関連法案に影響はない」と強弁。法案を撤回すれば、残業時間の上限規制なども実現できなくなると繰り返した。法案は残業規制や裁量労働制の拡大を一体として「抱き合わせ」にしており、長時間労働の改善を訴える野党の主張を盾にした形だ。しかし今後さらに異常なデータの数が増える恐れもあり、問題が収束する気配はない。 「(厚生労働省の労働政策審議会で)時間外労働の上限を規制する結論が出ている。それをすべきでないということか」。加藤勝信厚労相は22日午前の予算委で、法案を白紙に戻すよう求めた立憲民主党の岡本章子氏に対し、やや気色ばんで反論した。