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映画:幻の映画「ひろしま」デジタル化 上映に奔走 | 毎日新聞
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映画:幻の映画「ひろしま」デジタル化 上映に奔走 | 毎日新聞
デジタルリマスター化された映画「ひろしま」の上映に尽力する小林開さん=大阪市西区で2018年8月... デジタルリマスター化された映画「ひろしま」の上映に尽力する小林開さん=大阪市西区で2018年8月11日午後3時58分、宇城昇撮影 広島への原爆投下から8年後の1953年に公開された映画「ひろしま」(関川秀雄監督)は、9万人近い市民たちがエキストラで協力しながら広く上映されず「幻の映画」とも呼ばれた。そのデジタルリマスター版を監督補佐だった故小林大平さんの孫、小林開(かい)さん(45)が昨年完成させ、各地での上映に奔走している。「鎮魂の思いを抱いて協力した人々の核廃絶の願いに応え、後世に映画を残す責任がある」と語る。 映画は被爆した少年少女らの体験集「原爆の子」(長田新編)が原作で、日本教職員組合が製作。広島市出身の月丘夢路、山田五十鈴、岡田英次ら往年の名優が出演した。混乱する群衆のシーンはエキストラの市民が再現し、戦時中の服装や鉄かぶとなど約4000点が一般から寄せられた。55年のベルリン