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大学スポーツ365日:ドラフト指名漏れの慶応大野球部エースが下を向かなかった理由 | 毎日新聞
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大学スポーツ365日:ドラフト指名漏れの慶応大野球部エースが下を向かなかった理由 | 毎日新聞
昨年のプロ野球ドラフト会議で、その名前が呼ばれることはなかった。東京六大学の慶大野球部でエースだ... 昨年のプロ野球ドラフト会議で、その名前が呼ばれることはなかった。東京六大学の慶大野球部でエースだった4年生右腕の森田晃介(22)。同期でプロ志望届を出した3人のうち、唯一の指名漏れ。悔しさはあったが、下を向かなかったのには理由がある。 「果てしない上を見ろ」 昨年10月11日、慶大日吉キャンパス(横浜市)内にある一室で指名を待った。事前にプロ2球団から調査書が届いており、指名される可能性は「五分五分かな」と考えていた。一緒にドラフト会議の中継映像を見守ったチームメートの外野手、正木智也(22)がソフトバンクに2位、渡部遼人(22)がオリックスに4位で指名されると、一緒になって喜んだ。だが、自身の名前は最後まで呼ばれなかった。「もちろん悔しさはあったが、『もう駄目だ』とか、そういう感じにはならなかった。自分の評価、実力を知る良い機会になった。弱さと向き合って、もう一度チャレンジしたい」 翌日