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吃音が問うもの・1/100人の障害:嘲笑、心折れ不登校 転居し通信制高校で道模索 | 毎日新聞
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吃音が問うもの・1/100人の障害:嘲笑、心折れ不登校 転居し通信制高校で道模索 | 毎日新聞
不登校になったのは中学2年の夏だった。言葉がなめらかに出ない「吃音(きつおん)」をからかわれたのが... 不登校になったのは中学2年の夏だった。言葉がなめらかに出ない「吃音(きつおん)」をからかわれたのが理由だ。学校へのあきらめから、心はどこか晴れないままだ。茨城県取手市の自宅から約150キロ離れた山梨県に転居し、将来への道を探している。 「人と話すことは嫌いじゃないんですけど、笑われるのは怖いんです」。山梨県北杜市の通信制高校1年、川田亮一さん(仮名、16歳)は吃音に悩む。人口の1%が持つとされる言語障害の一つで、連発(わわわたしは)、伸発(わーーーたしは)、難発(……わたしは)などの症状がある。 地元高校に進んだ中学の同級生が気になり、SNS(ネット交流サービス)の投稿をつい探してしまう。友達同士でテーマパークに出かけ、はしゃぐ写真もあった。「こういうの見ると、やっぱりつらいです」