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今週の本棚:三浦雅士・評 『柳田國男』=菅野覚明・著 | 毎日新聞
(清水書院・1320円) 没後60年、初めて呈示した全体像 傑作評伝である。農政から民俗まで、柳田國男(... (清水書院・1320円) 没後60年、初めて呈示した全体像 傑作評伝である。農政から民俗まで、柳田國男(やなぎたくにお)の著作は多岐にわたり膨大、まさに全容がつかみにくい。「偉大なる未完成」と評された理由だが、没後60年を経て、いまや初めてその全体像を呈示(ていじ)する書が出現した。 執筆意図は「はじめに」に明記されている。語り口が平易でありながら、その全体の理解が難しいのは、著作が多すぎるからだけではない。柳田の文章そのものがある種の曖昧さを含むことにも起因するというのだ。柳田の論考の多くは、「想定された批判相手がわからないと意味がよく取れないようになっている」と。 著者は具体例を挙げているが、その後に「柳田の文章に多く現れるこうした『あてつけ』を、折口信夫(おりくちしのぶ)はすべて理解していたといわれる」と続けている。折口ほどの大学者ならともかく、普通の読者に理解するのは難しいだろう、
2024/02/10 リンク