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アニメーション版「この世界の片隅に」を捉え直す(16)遡行 | マンバ通信
フォーク・クルセイダーズの『悲しくてやりきれない』は不思議な構造を持った名曲である。取り立てて難... フォーク・クルセイダーズの『悲しくてやりきれない』は不思議な構造を持った名曲である。取り立てて難しいコードやメロディがあるようには聞こえないけれど、流行歌によくある8小節ではない。4拍子で始まる前半は7小節、後半は7小節ののちにふいに「告げようか」と2拍子が差し挟まれて、また4拍子に戻る。あえて4拍子として数え上げるなら、7小節+9.5小節ということになる。なかなかに変則的だ。 そしてメロディ。わたしがとりわけ惹きつけられるのは冒頭の旋律だ。「胸に」の「に」。この粘りのある「に」の持続音によって、聞き手の精神はぐっと引き伸ばされる。その十分伸び切った精神に、「しみる空の輝き」という粒立ちのよいメロディが降ってきて、まさしく空の輝きを沁ませる。歌はいつの間にか水の上を滑るような推進力を得て、聞き手をやりきれなさへと誘ってゆく。悲しくて悲しくて、しかし、その悲しさを何度でもたどりたくなってしま
2017/02/22 リンク