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『鋼の錬金術師』と樹村みのり『彼らの犯罪』 ジャンルについて(2)【夏目房之介のマンガ与太話 その23】 | マンバ通信
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『鋼の錬金術師』と樹村みのり『彼らの犯罪』 ジャンルについて(2)【夏目房之介のマンガ与太話 その23】 | マンバ通信
【図1】荒川弘『鋼の錬金術師』1巻(スクエア・エニックス2002年) 前回ゴトウユキコ『天国 ゴトウユキ... 【図1】荒川弘『鋼の錬金術師』1巻(スクエア・エニックス2002年) 前回ゴトウユキコ『天国 ゴトウユキコ短編集』を参照して、ジャンルへの期待と裏切りについて書いた。ジャンルへの期待について、今回はまず荒川弘『鋼の錬金術師』を参照してみたい。ゴトウユキコのような裏切りはなく、見事にジャンルへの期待に沿った作品だからだ。私が読者として『ハガレン』にはまったのは、まさにそこだった。第1巻P.56-57で、主人公エドワード・エルリックは敵に向かってこう言い放つ。〈降りて来いよ ド三流 格の違いってやつを見せてやる!!〉【図1-2】。カッコいい! これこそ私にとっての「アクション娯楽作」ジャンルの醍醐味だった。大向こうに衒いなく見得切る爽快感。ジャンルへの期待に真っ向から応える場面である(もっとも同作は一般には「ファンタジー」のジャンルでくくられる)。 【図2】同上P.56-57 しかもこの後、彼