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男性性にまつわる研究をされている様々な先生に教えを乞いながら、我々男子の課題や問題点について自己... 男性性にまつわる研究をされている様々な先生に教えを乞いながら、我々男子の課題や問題点について自己省察を交えて考えていく当連載。2人目の先生としてお招きしたのは、「ハゲ」をめぐる問題を男性性の観点から研究した『ハゲを生きる─外見と男らしさの社会学』(勁草書房)の著者である昭和大学准教授の須長史生さんです。 <前編:「ハゲたらモテない」なんてウソ!? 身体性の希薄な男性が、ハゲだけは異様に恐れる理由> 男子特有の「からかい」というコミュニケーション清田代表(以下、清田) 前編では、ハゲをめぐる議論において支配的な考え方である“ポジハゲ論(=ポジティブ・ハゲ論)”の問題点を紹介しつつ、我々男の中に根強く存在する「ハゲたら女性にモテない」という恐怖が、実は男性自身によって作り出された“フィクション”の視点であるというお話をうかがいました。 須長史生先生(以下、須長) そうですね。その視線は男同士の
2017/03/16 リンク