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震災にコロナ禍、親の老い…岩手在住40代男性の日々描く「みやこまちクロニクル」
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震災にコロナ禍、親の老い…岩手在住40代男性の日々描く「みやこまちクロニクル」
第2回トーチ漫画賞の準大賞を受賞し、トーチwebで連載されている「みやこまちクロニクル」は、岩手・宮... 第2回トーチ漫画賞の準大賞を受賞し、トーチwebで連載されている「みやこまちクロニクル」は、岩手・宮古に住む40代男性、五野上(ごのかみ)の生活を描くノンフィクション。宮古市役所で働く五野上は、持病の治療はあるものの、日々平穏に暮らしていた。しかし2011年の3月11日を境に生活が一変してしまう。震災によって地元が様変わりし、五野上自身も離職するなど大きな変化を経験する中でも、車で家族を病院に連れて行ったり、秋刀魚を焼いたりといった日常が淡々と描かれる。「震災・日常編」は五野上が市役所職員として働いていた2009年から、震災後の2016年までの日々が、「コロナ禍・介護編」ではコロナ禍の中で両親の老いを向き合う2019年から2022年までの生活が収録された。 「震災・日常編」の帯には山田参助と雲田はるこが推薦コメントを寄せており、「コロナ禍・介護編」の巻末には保坂和志の解説を収録。「コロナ禍