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恐竜の脳の化石を初めて発見、知能はワニ程度か
英国の砂浜で発見された恐竜の化石に、脳組織が良好な状態で残されていた。(PHOTOGRAPH BY JAMIE HISCO... 英国の砂浜で発見された恐竜の化石に、脳組織が良好な状態で残されていた。(PHOTOGRAPH BY JAMIE HISCOCKS) 脳組織はデリケートで、まっ先に腐敗してしまうため、化石になることはめったにない。だが、2004年に英国サセックスの浜辺で発見された1億3300万年前の恐竜の化石に、驚くべきことに脳の組織が含まれていたことが、米国ユタ州で開催された脊椎動物古生物学会の年次総会で発表された。 この化石は、白亜紀前期に生息していた代表的な草食恐竜イグアノドンの仲間のもので、大部分は、頭蓋骨の内側に入り込んだ「エンドキャスト(頭蓋内鋳型)」と呼ばれる堆積物だった。古代の動物の脳については、普通はこうしたエンドキャストからの間接的な情報に頼らざるをえない。しかし、今回はエンドキャストの上面に脳組織が石化したような微細構造が見られた。(参考記事:「恐竜に濃淡のカムフラージュ模様、初めて見
2016/11/01 リンク