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第81回 不安で眠れない夜にも意味がある 嫌な記憶を弱める不眠
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第81回 不安で眠れない夜にも意味がある 嫌な記憶を弱める不眠
朝に記憶したグループではテストまでの8時間の間に何度も復習できるのだから成績がよくなりそうなものだ... 朝に記憶したグループではテストまでの8時間の間に何度も復習できるのだから成績がよくなりそうなものだがそうではないのである。実験動物の脳で学習後の睡眠中の海馬の神経細胞を観察した研究では、覚醒中に学習しているときと同じパターンで活動しているのが観察されている。これはリプレイ現象と呼ばれ、文字通り睡眠中に記憶に関わる神経細胞が復習しているわけである。しかも、覚醒中のように他の雑念が入らないので効率が良い。 単語や出来事の記憶はその内容を言葉で説明できるという点から陳述記憶と呼ばれる。対してピアノの指使いや平均台上でのバランス感覚など言葉で説明できない記憶は非陳述記憶と呼ばれ、その固定にも睡眠は有効であることが分かっている。 さらに、睡眠中には大事な記憶を固定するのと同時に、必要性が低くなった記憶を消去しているらしい。実際、学習後の睡眠中に海馬や大脳皮質における神経細胞間の接合部の大きさや数を計