ハチだけの仕事と考えられていた花の受粉作業、夜間に「ガ」もやっていた - ナゾロジー

植物が受粉の媒介をハチに頼っていることはあまりに有名ですが、私たちは夜の部に目を向けるのを忘れていたようです。 このほど、デンマーク・オーフス大学（Aarhus University）の研究により、日没後にハチが去った後、夜間の受粉作業を「ガ」が引き継いでいることが新たに判明しました。 調査対象とした花の受粉は、全体の約3分の1がガによるもので、植物の種子生産に大きく貢献していたようです。 受粉の仕事はこれまで、ほとんどがハチの功績とされてきただけに、この結果は驚きをもって受け止められました。 研究の詳細は、2022年7月13日付で科学雑誌『Biology Letters』に掲載されています。

[BUNTEN]

夜の蝶もとい蛾が受粉にかかわってるというのは、蝶との目立った違いは触角くらいしかない蛾にすればやって当然の話なのかもしれない。

[yamadar]

全体のうち61%は昼間にマルハナバチが行い、34%は夜間にヤガが行っている。タイトルは「花の受粉作業　夜間はハチではなく「ガ」がやっていた！」等にしないと、蜂が受粉作業してないという意味になってしまう