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トヨタも導入。ウェブ面接は新卒採用の選考基準を変える ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
新型コロナウイルス感染症が新卒採用のあり方を一変させようとしている。学生と直接接触する機会を減ら... 新型コロナウイルス感染症が新卒採用のあり方を一変させようとしている。学生と直接接触する機会を減らすためにウェブ面接を導入する企業が相次いでおり、トヨタ自動車も導入する。さらにコロナ収束後も一般化するとの見方が強まっている。場所の制約を受けず学生との時間調整が容易なため、対面に比べて効率がいいからだ。地方学生や留学生を採用しやすい利点もある。 その中で、ウェブ面接は相手の雰囲気を掴みにくい弱点が指摘されており、それを補う手段としてエントリーシート(ES)などの事前情報の読み込みを今まで以上に重視する企業が出ている。人材業界からは「これまでの新卒採用は一般に事前情報で3割、面接による印象点で7割を決める配分で学生を評価してきた。ウェブ面接が一般化する今後はそのウェイトが逆転する」という推測も上がる。コロナ禍によって強制的に導入が進むウェブ面接が、採用選考のあり方を変えていく。(取材・葭本隆太)
2020/06/08 リンク