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僕らが作っているのは「作品」ではなく「商品」――宮本茂氏が30年の仕事史を振り返る
前のページへ 1|2|3 次のページへ 周囲からは猛反発を受けた「ゼルダの伝説」 続いて宮本氏は、同氏を代... 前のページへ 1|2|3 次のページへ 周囲からは猛反発を受けた「ゼルダの伝説」 続いて宮本氏は、同氏を代表する二大シリーズとなる「スーパーマリオブラザーズ」、「ゼルダの伝説」が生まれた背景についても言及。ここで宮本氏から、「当初『スーパーマリオブラザーズ』は最後のファミコン用ソフトと考えていた」という発言があり、会場からどよめきが上がる。 というのも、当時ファミコンは発売からすでに3年近くが経過しており、通常の玩具のサイクルで考えれば、そろそろ次の世代への移行を考えるべきタイミングにさしかかっていた。実際、任天堂はこの年「次の世代」としてディスクシステムを発売しており、宮本氏も「今後はディスクシステムが主流になる」と考え、「その前に、最後に『一番分かりやすいゲーム』をカートリッジで作ろう」と「スーパーマリオブラザーズ」を開発したのだそう。 ところが発売してみると、この「一番分かりやすいゲ
2010/06/08 リンク