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クリストファー・スピルマン×小山俊樹「アジア主義の封印を解く!」(『維新と興亜』第6号、令和3年4月)|『維新と興亜』
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クリストファー・スピルマン×小山俊樹「アジア主義の封印を解く!」(『維新と興亜』第6号、令和3年4月)|『維新と興亜』
クリストファー・スピルマン×小山俊樹「アジア主義の封印を解く!」(『維新と興亜』第6号、令和3年4月... クリストファー・スピルマン×小山俊樹「アジア主義の封印を解く!」(『維新と興亜』第6号、令和3年4月) 戦後、GHQはアジア主義を危険思想として封印した。例えば、松岡洋右が昭和十六年に書いた『興亜の大業』はGHQによって焚書され、長らく封印されてきた(昨年復刻)。これらのアジア主義の主張には、連合国の正義を揺るがしかねないものが含まれていたからだ。 アジア主義はまず左派によって断罪され、やがて親米派によって再び危険視されるようになった。例えばマハティール首相(当時)が提唱した東アジア経済協議体構想が日本国内で議論されていた時期、野田宣雄氏が「危険なアジア主義の台頭」(平成七年一月)を、屋山太郎氏が「時代認識を欠くアジア主義」(同年三月)を書いている。 果たしてアジア主義は危険思想なのか。そこに見るべき価値はないのか。クリストファー・スピルマン氏(映画『戦場のピアニスト』のモデル・原作者ウワ