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連載第1回:『結婚の哲学史』序論―第1節|慶應義塾大学出版会 Keio University Press
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連載第1回:『結婚の哲学史』序論―第1節|慶應義塾大学出版会 Keio University Press
結婚に賛成か反対か、性急に結論を下す前に、愛・ 性・家族の可能なさまざまなかたちを考える必要がある... 結婚に賛成か反対か、性急に結論を下す前に、愛・ 性・家族の可能なさまざまなかたちを考える必要があるのではないか。昨今、結婚をめぐってさまざまな問題が生じ、多様な議論が展開されている現状について、哲学は何を語りうるのか―― 九州産業大学で哲学を教える藤田先生による論考をこれから数回に亘って特別公開します。今回は第1回として序論の第1節を公開します。 *** 第1節 なぜ結婚を哲学しなければならないのかクサンティッペの浴びせかけたもの 「家族」や「結婚」は、哲学者が真剣に取り組むに値しない問題だと思われているふしがある。《結婚と哲学》の組み合わせがミスマッチに見えるとすれば、それは何故なのか? 哲学者の代名詞とも見なされるソクラテス自身が「ぜひ結婚をしなさい。よい妻を持てば幸せになれるし、悪い妻を持てば私のように哲学者になれる」と述べたかのように言われている。真実は不明だが、ニーチェの著作の中