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ヘンリー・D・ソローの「森の生活」|ウオールデン
ソローが生存中に世に投じた本は二冊で、最初の本「コンコード河とメリマック河の一週間」は一八四九年... ソローが生存中に世に投じた本は二冊で、最初の本「コンコード河とメリマック河の一週間」は一八四九年に出版された。出版されたといっても一千部ほど刷っての自費出版で、二一九冊がどうにか売れ、七五冊が寄贈され、残りの七○六冊は彼の部屋に積み上げた。ソローにとって売れなかったことは嘆きでなく誇りであった。彼は日記にこう書いている。「私はいまや九百冊近い本を所蔵しているが、そのうち七百冊以上が私の書いた本である」と。 そして一八五四年、「森の生活」(原題はWALDENであり副題にLIFE IN THE WOODS。酒井訳では「ウォールデン──森で生きる」と題されて投じられている)は、今度は二千部ほどが刊行された。この本はそこそこに売れたらしいが、しかしそれとて広大なアメリカ大陸に、コップ一杯ほどの水をまいた程度のことだった。 しかし彼の死後、この本は世界に渡っていく。トルストイがたびたびこの本を引用し