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一口エッセイ:芋虫くん|にゃるら
世の中というのは、歪んでいるなりにまともで綺麗だと感じる。けれども、それを認めるにはかなりの勇気... 世の中というのは、歪んでいるなりにまともで綺麗だと感じる。けれども、それを認めるにはかなりの勇気がいる。大きなものを悪としなければ自分が壊れてしまうから。だから世界中が己と同じく陰湿で矮小で小汚くて卑怯者でないと納得できず、そのような人間たちと集まって井の中に籠ることで真実を見ずに心地よくあろうとする。それが最もズル賢い。 ならば絶望を覚えてしまう瞬間は、世界が思っていたより優しく純粋である部分に触れてしまうことだろう。人間がちゃんと人間なりに生活や文化を嗜み、笑って傷ついて傷つけられて、それでもたくさんの間違いも正解も踏みしめながら進んでいく逞しさを見てしまった時、もっと具体的に言うならば周囲の人間が真っ当な努力をしていたり、素直に感動や行動をしている様子を目にしてしまった瞬間。 怖くて堪らないはずだ。同じ岩の下の虫じゃなかったのか。陽の当たる場所を闊歩する存在を恨んで妬んできた仲じゃな