船をつくるという仕事_ビジュアルツアー編｜尾道ぐらし

「因島(いんのしま)はゾウセンの島なんだよ。」 広島県尾道(おのみち)市に移住して間もない頃、誰だったか地元のひとにそう教えてもらった。ゾウセン…？何かの略語だろうか。 ゾウセンの正体は「造船」、つまり船を造る仕事だ。 因島の造船の歴史は古く、はじまりは150年前に遡る。戦中やバブル期の造船ブームを経て、バブル崩壊以降も島を支える一大産業となっている。かつて日立造船所の船体パーツを造る目的で工場を集めてつくられた因島鉄工業団地では、いまも幾つもの造船会社が稼働している。 今回のテーマは「造船」。因島鉄工業団地の3社のご協力のもと、尾道のものづくりの現場を2本立てでレポートします（尾道市地域おこし協力隊｜instagram / note ）。 1本目のこの記事では、馴染みのないひとが多い造船の現場をビジュアルでご紹介します。2本目の記事では、因島の「造船の歴史と未来」を軸に、各社がはじめた新

[kawayoshi]

馴染みのないひとが多い造船の現場（因島鉄工業団地）をビジュアルでご紹介します。