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2020を目指すフェンサー・東晟良。「まずはW杯、その次に東京五輪」 - フェンシング - Number Web - ナンバー
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2020を目指すフェンサー・東晟良。「まずはW杯、その次に東京五輪」 - フェンシング - Number Web - ナンバー
マスクをつけた瞬間、アドレナリンが体中を駆けめぐる。 対戦相手と対峙し、剣を持ち構えると、視線はま... マスクをつけた瞬間、アドレナリンが体中を駆けめぐる。 対戦相手と対峙し、剣を持ち構えると、視線はまっすぐ相手だけを捉える。 フェンサー・東晟良(あずま せら)の勝負のスイッチが入る瞬間だ。 昨年12月の全日本選手権女子フルーレ個人では史上初の高校生女王を戴冠し、今年8月のアジア大会では女子フルーレ団体の金メダル獲得に貢献。同大会では個人でも表彰台に上がるなど、フェンシング界注目の若手剣士として期待されている。 持ち味は脚力とバネを活かした積極果敢な攻撃だ。緩急をつけた動作で相手を翻弄し、得点を積み重ねる。周囲も評価する攻撃力だが、伸び盛りの19歳は、まだまだ現状に満足はしていない。 「攻撃と一言にいっても、その種類はいろいろあります。もっと違う攻撃のやり方を身につけるというかバリエーションを増やして、相手が読みづらい攻撃をもっと仕掛けていかないと」 後ろに下がるときにも自信が大事。 得意の