大坂なおみ棄権の記事を読んで。おじさんアップデートの分岐点。（プチ鹿島）

この「月刊スポーツ新聞時評」はスポーツ紙の楽しさと面白さを紹介する内容にしているのですが、今回は「おじさん」として自分もいろいろ考えてしまった記事について取り上げます。 それは、日刊スポーツWEBに掲載された『大坂なおみの棄権、それでもやはり違和感／記者の目』（8月27日）というコラムでした。 大坂なおみ選手が8月23日に米ウィスコンシン州で起きた警官の黒人男性銃撃事件に抗議し、27日に予定されていたウエスタン・アンド・サザン・オープン準決勝のエリーズ・メルテンス（ベルギー）戦を棄権したことについて【テニス担当＝吉松忠弘】氏が書いたもの。 私はコラム内容に違和感がありました。たとえば「棄権」に関しての次のような部分。 《直前の準々決勝で敗れたコンタベイトはどう感じるだろうか。》 《それがどんなに重要な抗議だとしても、コンタベイトのプレーや人生より大事だと、記者は言い切れない。》 大坂なおみ

[elpibe]

その通りで、歳を言い訳にしちゃいけない。“これ、「おじさん」と書くことで予防線を張っていないだろうか。”

[misomico]

おじさんであることを免罪符にするくらいなら現場からは退場してもらわなくてはいけない。

[hayashi-1]

Numberの記事良い。対象記事を明示しつつ、殊更に非難せず、でも何が悪いかを明記している

[u4k]

「日刊スポーツは「紙面」では大阪の抗議について、『大坂が選んだ　テニスより大事な　差別との戦い』（8月28日）と一面で大きく報じていた。（中略）これはどのスポーツ紙よりも訴えかけてくる紙面づくりだった」

[dadadaisuke]

ガラパゴス化した世界観のアップデートだけでは不足。あの記者に必要なのはこの黒人差別との戦いの真っ只中で彼女を日本人と認めていない自身の差別意識への気づき(本記事では甘いとだけ言っているが、完全にアウト)

[zefiro01]

「おじさん」の政治利用は面白い観点

[astroglide]

日刊スポーツの「紙面」の話を知らなくて、記名コラム記事として書かれたものを勝手に紙面全体の空気感としてとらえてしまっていたな。

[kiku72]

“直前の準々決勝で敗れたコンタベイトはどう感じるだろうか”おじさん云々の前に吉松忠弘記者は記者なんだから取材しなよと思ったな

[kjin]

おじさんだろうが若者だろうが90代の老人だろうが、おんなじ。

[matakeno]

「おじさんこそアップデートが必要」。

[iinalabkojocho]

プチ鹿島のマトモな懐疑心。

[bt-shouichi]

日刊スポーツのテニス担当・吉松忠弘記者の、自身がおじさんであることをエクスキューズにして、警官による黒人銃撃事件の抗議として試合を棄権した大坂なおみを論じたコラムを、プチ鹿島がいじる

[kaos2009]

“「おじさん」と書くことで予防線”

[kissenger8]

日本で活躍するスゴい外国人、みたいなテレビ番組の作り手は必ずしも「おじさん」のみではないはずなのに、プチ鹿島のいう「アップデートされてない姿」をいつ露呈するか、見ていてひやひやするんだよな(という連想)

[differential]

“「おじさん」の政治利用ではないか。おじさんの過大評価” ふふふ。

[LethalDose]

1日延期するということが決まっていたとの報道があったけど、対戦しない、となれば次の相手に意識が映るのではないかと思ったので、対戦相手はそれを知っていたのだろうか、と気になった。