侵略的外来種としてのコイ - オイカワ丸の湿地帯中毒

最近福岡県内のとある川において、「きれいな川を取り戻すべく、環境教育として子供にコイを放流させた」、というような新聞記事をみかけました。このように自然河川へのコイ放流を子供にさせて川を保全する心を教えたい、という「環境教育」は時折目にしますが、これには問題があります。 そもそも、飼育品種の外来系統のコイは純然たる外来生物であり、加えて外来系統のコイが生態系に大きな悪影響を与える研究例は複数報告されています。すなわち外来系統のコイは侵略的な外来種という位置づけになります。 コイは日本にも在来の集団がいましたが、最近の研究では在来ゴイはほぼ琵琶湖にしか残っておらず、国内他地域でみられるほぼすべてのコイが中国大陸やヨーロッパのコイの遺伝的特徴をもった改良品種のコイ（いわゆるヤマトゴイやニシキゴイ）の系統、すなわち外来系統であることが明らかになっています。この改良品種のコイは養殖がしやすいため、一

[kowyoshi]

鯉が侵略的外来種であること、特に地方の権力持ってる連中は知らずにいる

[cinefuk]

「児童教育としての放流の問題：外来系統の #コイ、本来飼育下できちんと管理して飼育すべきコイを安易に野外に遺棄し、あまつさえそれにより環境が保全されるというウソを子供に教えることが深刻な問題なのです」

[prna79]

“そもそも、飼育品種の外来系統のコイは純然たる外来生物であり…生態系に大きな悪影響を与える研究例は複数報告されています。すなわち外来系統のコイは侵略的な外来生物という位置づけになります。”

[Daniel_Yang]

勉強になった。誤った知識で「自然保護を子どもに教える」と称し、コイを川に放流させる、愚かな大人。もしかしたら、俺。

[daaaaaai]

安易な生物放流はだめなんだけれど、それをどう教育・啓発するかは難しい。

[Pokopon]

オオクチバスとかブルーギルはけっこう理解されてるけど、鯉については考えてもらえない。「鯉は思案のほか」