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イースター島の環境崩壊とモアイ | 国立民族学博物館
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イースター島の環境崩壊とモアイ | 国立民族学博物館
オセアニアには巨石文化が各地に存在する。最も有名なのがイースター島の石人像モアイであろう。巨大な... オセアニアには巨石文化が各地に存在する。最も有名なのがイースター島の石人像モアイであろう。巨大なモアイ像が海を背にして立っている風景は、まさにこの世の果てのような印象をあたえる。さらに謎なのが、突然放置されたかのように未完成のモアイが累々と並ぶ光景である。 このモアイ、近年のJ.ダイアモンドのベストセラー『文明崩壊』(草思社)の中で、人類による環境破壊の象徴として紹介されている。島にあった森林をモアイ像の運搬用にすべて切り倒してしまったので、未完のモアイが大量に残されたのだという。この説、にわかには信じがたい。たしかに、18世紀にイースター島を訪れたヨーロッパ人は、島には木が一本もないと描写しているし、人間が住みはじめるまでは森林に覆われていたことも花粉分析からわかっている。しかしモアイを作ったのは、自然とうまく調和して文明を築いてきたポリネシア人である。木をすべて切り倒してしまえば、カヌ