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昨日の12月13日は、ビタミンの日でした。 1910年、鈴木梅太郎博士が、東京化学会において米ぬか... 昨日の12月13日は、ビタミンの日でした。 1910年、鈴木梅太郎博士が、東京化学会において米ぬかに脚気にたいして効果がある物質が含まれていることを発表した日です。その米ぬかに含まれる抗脚気作用を有する物質がビタミンB1であることがのちに判明します。この画期的な発見がノーベル賞を逃した経緯などはとても興味深いものであるので興味がある方は、調べてみてください。 脚気は年間を数万人の死者を出す国民病として恐れられ権威ある医学者の研究の対象でした。 ところがこの頃は、さまざまな重篤な病気が細菌などの感染によるものであることが次々と発見され、未知の病気の原因は未知の病原体による感染であるということが医学会のパラダイムでした。そのため、年間数万人の死亡者を出す重大な未知の病気である脚気が、米ぬかを与えることで治る??などという考え方はすぐには受け入れられませんでした。特に医学会の権威者たちには、自分
2009/12/15 リンク