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山田祥平のRe:config.sys: TVの未来は過去を視て待て
複製技術時代のコンテンツの多くは、パッケージメディアとして配布されている。この形態では、送り手と... 複製技術時代のコンテンツの多くは、パッケージメディアとして配布されている。この形態では、送り手と受け手の関係は非同期だ。書店やミュージックショップに出かけ、欲しいコンテンツのパッケージを見つけたら、その対価を支払うだけで、それを楽しむ権利が手に入る。そして、そのコンテンツを楽しみ終わっても、パッケージは手元に残り、望むならば、繰り返し楽しむことができる。映画でさえその傾向にある。でも、それを拒んできたように見えるのが放送だ。 ●メディアをコンバートすれば、時間の束縛から解き放たれる コンテンツはメディアが運ぶ。メディアというのは媒体だ。いわばコンテンツを運ぶ器であり、料理でいえば食器に相当する。雑誌や新聞であればメディアは紙だし、放送ならば電波である。紙と電波は、コンテンツを運ぶためのメディアとして古くから親しまれてきた。両者のもっとも大きな違いは、紙が消え去ることなくいつまでも残るのに対
2005/10/30 リンク