CPUはイノベーションの時代に - 後藤弘茂のWeekly海外ニュース

●マルチコア時代の課題の克服がCPU業界のトピック 「ますます明確となる、マルチコアCPUへの潮流」 8月20日から米スタンフォードで開催されたハイパフォーマンスチップのカンファレンス「HotChips 18」では、マルチコアへ向かう流れが、奔流になりつつあることが浮き彫りとなった。 カンファレンスのキーノートスピーチでは、IBMが伝統的な半導体スケーリングが鈍化した、現在のプロセス技術のトレンドを説明。その結果、CPUパフォーマンスの向上は従来のように半導体スケーリングに頼るのではなく、イノベーションが必要となると示した。IBMは、イノベーションとしてさまざまな方向性を示したが、そのカギの1つはチップレベルのマルチコアだった。 カンファレンスのもう1つのキーノートスピーチでは、IntelのJustin R. Rattner(ジャスティン・R・ラトナー)氏(Intel Senior Fel

[hiroomi]

テロジニアスマルチコア型のCell

[lockcole]

「Power6は、まるでマジックのよう。IBMの底力が見えた」

[julajp]

IntelCPU微細化も原子レベルとなり電流リーク問題等で頭打ち。CELLはソフト開発環境などインフラや周辺が未整備。その点POWER6は底力を見せつけた形。いかにシステムパフォーマンスを提示できるかが鍵のよう

[macks]

スライドが面白い。

[kosaki]

原子はスケールできない(Atoms don't scale)

[pipehead]

> トランジスタが微細化した結果、原子レベルにまでスケールダウンしたと説明している。「原子はスケールできない(Atoms don't scale)」、つまり、原子より小さくすることはできないため、限界に近づいてしまったわけだ。