日本野球のガラパゴス化が止まらない…世界中で導入が進む｢時短ルール｣を無視する残念すぎる理由 ｢ビールや食事の売り上げが減ると困る｣

2023年シーズンから米大リーグは試合時間の短縮を目的に、新ルール「ピッチクロック」を導入した。この結果、観客動員が増え、年齢層も若返った。ライターの広尾晃さんは「今季から台湾、韓国も導入予定だが、日本のプロ野球は見送った。野球界の未来を考えると非常に残念だ」という――。 ピッチクロックを導入したMLBが得たすごい成果 米大リーグ（MLB）は北米四大スポーツの1つだが、競合するアメリカンフットボール（NFL）、バスケットボール（NBA）に比べてファン層が高齢で、若者層に人気がなかった。その一因として「試合時間の長さ」が指摘されていた。 NFLの試合時間は15分×4クオーターの計60分、NBAの試合時間は12分×4クオーターの計48分、インターバルやハーフタイムショーなどがあるのでスタジアムの滞在時間はともに2時間以上にはなるが、MLBは平均試合時間が3時間10分前後、しかも時間の制約がない

[kz78]

"スタジアムの滞在時間はともに2時間以上にはなるが"／冒頭からツッコミどころなんだが、MLBもNBAも平均試合時間は3時間を超えるんですよ。